人間に生まれることの奇跡
みんな勝ち組!
以下転載
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『致知』連載でお馴染み、遺伝子研究の第一人者・村上和雄氏のお話。
最終3日目は、人間に生まれることの奇跡についてです。
* * *
地球生物は38億年間1度も途切れずにずっと進化を続けてきたわけです。これがどこかで途切れていたら、 私どもの存在はなかった。
だから、私たちの遺伝子は38億年間勝ちっ放しできたんです。
もうエリート中のエリートなんですよ。
人間として生まれただけで素晴らしいことで、あとのことはおまけ。
それなのにいまの人間は、そのおまけのところで一所懸命争っていますよね。
ヒトの遺伝子は99.9%以上同じ遺伝子暗号を持っています。
天才と鈍才の遺伝子暗号の差は、0.1とか0.01%でしかないんです。
ですからいま私たちは、そんなわずかな差のところで競争しているわけです。
立派な会社の社長になったとか、偏差値の高い大学に入ったとか。
しかし私たちは99.9%以上同じだということを認識したら、随分世界が変わってくると思うんです。
1つの命が生まれる確率は、1億円の宝くじが100万回連続して当たることに匹敵するんです 。
そうやって38億年間も選び抜かれてきた素晴らしい遺伝子を持っていることを忘れて、 つまらない勝ち負けで一喜一憂しているのが現代人なんです。
「致知一日一言」の名言は、人間学を学ぶ月刊誌『致知』(ちち)に掲載されたものです。http://www.chichi.co.jp/i/ outline01.html